アルバイト求人サイト選びの判断軸〜失敗しない採用活動

アルバイトの採用をする際にもっとも活用されている募集方法は、アルバイト求人サイトになります。一方で、タイミングや運の要素も多いため、どのアルバイト求人サイトを使うのが良いか、明確な正解がなく、迷われる採用担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、企業の採用担当者が失敗しない採用活動を行うために、考慮すべき判断軸を紹介します。

 

判断軸1:ターゲット属性

理想の候補者像(ペルソナ)の明確化

アルバイト求人サイトを選定する最初のステップは、採用したい理想の候補者像(ペルソナ)を明確にすることです。

まずは、年齢、性別、居住地(東京都内の学生、郊外の主婦、柔軟な働き方を求めるシニアなど)、といったデータ化しやすい属性を定めましょう。次に、どのような働き方を希望しているか、アルバイトに対するモチベーションは何か、といった定性的な属性をイメージします。

ペルソナ(ターゲット像)が曖昧な場合、適切な候補者にリーチできないプラットフォームに無駄なコストと時間を費やしてしまう可能性があります。例えば、「飲食のバイトを探している人」といった広すぎるターゲット設定は、広く集めたい場合には有効ですが、実際に欲しい人材が限られている場合には、ターゲットではない応募のみが集まるケースもあります。

例えば、「夕方から勤務する都内の大学生で、飲食業界に興味があり、仲間と一緒にわいわい働きたい元気な人」といった具体的なターゲットを設定することで、どの求人サイトを利用し、どのようなメッセージを発信すべきかが明確になります。

求人サイトのユーザー属性とのマッチング

次に、アルバイト求人サイトがどのようなユーザー層を抱えているかを調査します。特定の属性に強みを持つ求人サイトの例としては、大学生や若年層に強いギガバイトやマイナビ、主婦層に特化したしゅふJOBなど、それぞれのサイトで強みが異なります。

アルバイト求人サイトは、それぞれのサイト特性を活かして独自の手法も用いて集客を行っており、集まる利用者の属性も異なってきます。自社のターゲット属性と求人サイトの主なユーザー層を照らし合わせることで、関連性の高い応募者を引き寄せる可能性が高まります。以下の記事で、アルバイト求人サイトの特性を詳しく紹介しています。

▶︎ アルバイト求人サイト徹底比較【2025年版】

 

判断軸2:集客チャネルの評価

アルバイト求人サイトは、それぞれ異なる集客チャネルを持っています。インターネット広告、交通広告、SEO(検索エンジン最適化)、SNS、テレビCM、求人まとめサイトとの連携、独自プラットフォームからの誘導など、その手法は多岐にわたります。

大手求人サイトは様々な集客チャネルで幅広いリーチを持つ一方で、特定のターゲットに特化した求人サイトは、より効率的にターゲット人材に効率的にアプローチできる可能性もあります。 例えば、大学生のアルバイトを募集しているのであれば、運営している大学生プラットフォームから誘導されるギガバイトを利用することで、効果的に応募者を集めることができます。

当然ながら、各求人サイトは1つ2つの集客手法で人材を集めているわけではなく、複数の手法を用いています。また、全ての手法は公開していないでしょう。大事なことは、採用したいターゲット人材が、その求人サイトを訪れる道筋(集客チャネル)が確立されているかということです。それぞれのアルバイト求人サイトの担当者に、ターゲット人材をどうやって集客するのか聞いてみるのが、一番確実な方法かもしれません。

 

判断軸3: 課金形態(費用対効果)

アルバイト求人サイトの課金形態は、主に掲載課金型(一定期間の掲載に対して費用が発生)、クリック課金型(求人広告のクリック数に応じて費用が発生)、応募課金型(応募一件あたりに費用が発生)、そして成功報酬型(採用が決定した場合に費用が発生)があります。アルバイト採用の人数や予算、緊急度によって、最適な課金形態は異なってきます。それではそれぞれ解説していきます。

掲載課金型

掲載課金型は、大人数の採用で応募が集まりやすい求人に適しています。

費用感はピンキリで、1週間〜1ヶ月単位での掲載に対し、数万円〜数十万円の掲載費が発生します。料金の違いは、媒体による違いもありますが、同じ媒体でもプランによって異なるケースもあります。高いプランであれば、多くの情報量が掲載でき、検索順位が上位になったり、サイト内での露出が高くなるといった優遇がされます。

基本的には高い掲載料を支払えば、応募が集まりやすくなるように設定されていますが、そもそも採用しにくい求人(対象人材が少ない、人気がない、競合が多いなど)だと、応募が集まらず採用に至らないケースもあります。そのため、応募が集まりやすい求人以外は、かけた費用が無駄になるというリスクがあることを認識しておきましょう。

クリック課金型

クリック課金型は、じっくり採用活動を行っており、知ってもらえれば高確率で応募してもらえる求人に適しています。

例えば、競合が少なく専門性が高い求人は、PVが集まりにくいため、採用まで時間がかかりますが、ターゲット対象が訪れた際の応募率が高くなるでしょう。

クリック単価は15円〜300円などが一般的で、手動入札とAI自動調整があります。媒体によってどちらかしか使えないケースもあります。手動入札は、単価を高くすれば検索結果の上位に表示されやすくなります。比較的コントロールしやすいですが、手間がかかります。AI自動調整は、予算と運用モードなどを設定すると、自動でクリック単価が決まります。手間はかかりませんが、予想外にコストがかかってしまうこともあります。

クリック課金型も掲載課金型と同様で、クリックされても応募されないと、コストが無駄になってしまうリスクがあります。そのため、人気求人ではあるが競合が多い求人など内容によっては、掲載課金型よりも費用対効果が悪くなってしまうこともあります。

応募課金型

一番オールラウンドに使えるのが応募課金型になります。求人内容によっても異なりますが、アルバイト採用の場合、応募からの採用率は高く、応募が集まれば一定採用に至ります。掲載課金型やクリック課金型よりもリスクが少なく、じっくり長期間募集する求人でも、まとまって大人数の採用をしたい時にも活用しやすくなっています。

応募単価は、2,500円〜3万円となっており、求人サイトや職種などによって異なります。仕組みや機能は各サイトによって異なりますが、採用人数に合わせて上限設定ができたり、入札制度ができたりします。

募集人員が少ないのに応募者が殺到するような求人や、応募からの採用率が低い求人の場合、コストが予想外にかかってしまうため、費用対効果が悪くなってしまいます。

▶︎ 応募単価:2,500円〜のバイト求人サイト「ギガバイト」の詳細を確認する

成功報酬型

最もリスクが低いとされるのが、採用に至ったら費用が発生する「成功報酬型」になります。逆に、クリックされようが応募されようが、採用しなければ費用が発生しません。緊急性がそれほど高くなく、採用難易度が難しい求人に適しています。

一方で、成功報酬の単価は、一般的な職種であれば4万円〜6万円となり、これ以下での採用高ストで採用できるような求人には不向きとなります。また、成功報酬型だと、求人を掲載しておいてもコストがかからないので、人員が充足していても出しっぱなしになってしまう求人もあり、無駄に多くの求人によって埋もれてしまうケースがあります。そのため、すぐに採用したいニーズよりも、じっくり採用したいケースに適しています。

 

料金モデル 説明 メリット デメリット
掲載課金 一定期間の掲載に対して固定料金が発生 応募が集まりやすく採用人数が多いと、コストが抑えられる 応募がなければ掲載費が無駄になる マイナビ、バイトル
クリック課金 求人ページが見られるたびに料金が発生 ターゲットが少なくても、競合が少ない求人は、じっくり採用できる 無駄クリックでコストが高くなるリスクや、人気の職種や地域ではクリック単価が高騰する可能性あり Indeed、求人ボックス
応募課金 応募1件あたりに料金が発生 応募という成果に対してのみ費用が発生するため、費用対効果が高い 応募が集まりすぎた場合コストが高くなる(上限設定がない場合) ギガバイト
成功報酬 採用1件あたりに料金が発生 無駄なコストが発生するリスクがない 職種によっては単価が合わないケースなどがある マッハバイト

 

上記では課金形態について記載しましたが、単にアルバイト求人サイトに支払う費用だけでなく、採用にかかる総コストも考慮することも大切です。採用に関わる人件費、応募者の質、採用までの期間、採用後の定着率なども含めて、総合的に費用対効果を評価する必要があります。

例えば、スキマバイトなどの求人サイトでは、一時的な数時間の補充をするために効果的ですが、定着することはありません。継続的なバイトを探したい人は、その求人サイトには基本的には訪れないからです。簡単な作業であれば依頼できますが、しっかり教育して業務を覚えてもらう、ということはできないため、長期的にみると費用対効果が悪くなるでしょう。

 

その他

アルバイト求人サイトを選定する大きな判断軸としては、上記の3つがあります。望むアルバイト人材を採用するためには、「誰を」「どうやって」「いくらで」募集できるのかが大切になってきます。

以下に、それ以外で軽視できない判断軸をご紹介します。

サポート体制

アルバイトの採用は、いつも順調に採用ができていれば問題ありませんが、多くの場合、何かしらの問題や想定外のことが発生します。初めて使う求人サイトであれば機能の使い方的なことや、応募者との連絡の行き違い、想定通りの応募者が集まらない、そもそも求人情報に何を書いたら良いかわからない、などなど。採用担当者の頭を悩ますことがいろいろと出てきます。

そのような時に解決方法を出すのが、それぞれのアルバイト求人サイトのサポート体制になります。担当が付くのか、迅速かつ丁寧なサポート体制が整っているのか、どこまでのサポートが得られるのかなど、事前に確認しておくことで、安心して求人サイトを活用することができます。

機能や使いやすさ

アルバイト求人サイトの使いやすさは、採用担当者の業務効率に関わります。求人情報の登録、応募者の管理、候補者とのやり取りなど、採用活動に必要な機能が直感的かつスムーズに利用できるかどうかによって工数が変わってきます。実際に触ってみないとわからないことも多いですが、事前に確認しておくこともお勧めします。

求人管理や応募者管理などATS機能があることは、継続的に採用活動を続ける上で効率が大きく異なってきます。複数の求人サイトを活用する場合にも、一元管理ができることも重要になります。

ブランド力や信頼性

アルバイト求人サイトのブランド力や信頼性は、求職者が安心して利用できるかを左右します。テレビCMで見た、検索するとよく出てくる、SNS広告で見かける、など認知されていることは求職者から見た信頼性に繋がります。

求人を掲載する際に媒体側で求人を審査していないと、闇バイトなどはもちろん論外ですが、求職者に不利益を与える求人を掲載してしまうことがあります。求職者が安心して登録や応募できることは、掲載する求人企業にとっても重要になってきます。

 

以上、企業のアルバイト採用担当者がパートタイムの求人サイトを選定する際の判断軸について解説しました。

アルバイト採用においては、ターゲットとする人材を明確に定義し、その人材にリーチできる集客チャネルを持つ求人サイトを選ぶことが重要です。また、予算や採用人数に合わせて最適な課金形態を選択し、より効果的な採用活動を目指しましょう。

一方で、どのようなアルバイト求人サイトを活用しても、1回の採用活動でうまくいくかどうかは、運次第のところもあります。ただ、上記のような軸を持った上で募集を行うと、どの部分がうまくいって、どの部分がうまくいかなかった要因なのかを理解することでき、次に活かすことができます。

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