アルバイトをはじめようとした時に、気になることのひとつが「髪色」ではないでしょうか。とくに髪の毛を明るく染めてファッションを楽しんでいる方は、アルバイトを理由に髪色を戻すことに抵抗を感じてしまうでしょう。本記事では、アルバイトにおける髪色について詳しく解説していきますので、髪色自由の仕事を探されている方はぜひ参考にしてください。
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- フードデリバリーの求人
→業務委託の場合は髪型の規制なし
- 居酒屋の求人
→店によるが清潔感あれば比較的自由
- 在宅ワークの求人
→対面で顧客とやり取りすることなし
「髪色自由」でも基準は異なる
まずはじめに、求人の「髪色自由」という記載について解説していきます。
アルバイト求人に「髪色自由」という記載があったとしてもその基準はお店によって異なります。募集要項に髪色自由や染色OKの記載があっても、本当にどんな色でもOKなケースや、明るい色までOKなケース、落ち着いたブラウン程度までOKなケースと、髪色の段階によって基準が異なります。
これから面接を受ける場合は、できればお店に確認をしてみるのが一番です。また、すでに髪色自由のお店で働いていて、これから明るい色に染色をする場合も、さらに明るく染めるのは大丈夫かどうかを事前に確認しておくと、トラブルに発展しにくいです。
派手髪の場合は「髪色自由」でもNGとなるケースも多々ある
また、「髪色自由」の場合でも派手髪であればNGになるケースは多々あります。
お店によって髪色に関してはルールなしとしている場合でも、赤や青、メッシュ、グラデーションなどの、自然ではない色はNGとしているお店も多くあります。清潔感のある染色であれば明るくてもOKにしてる場合でも、派手髪になるとお店のブランドイメージを大きく損ねてしまうこともあるため、派手髪はNGとされる場合があります。派手髪を希望している場合も、勤務先に事前確認をしておいた方がよいでしょう。
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髪色の指定がない場合は「トーン7以下」を参考に
次に、髪色の指定がない場合の参考について解説していきます。
髪色の指定がない場合は「トーン7以下」を参考にしてください。髪色のトーンは以下のとおりです。
トーン7:やや明るい髪色、落ち着いたダークブラウン程度
トーン10:明るい髪色、ブラウン程度、染色していることがひと目でわかる
トーン12:かなり明るい髪色、金髪程度
トーン13以上:非常に明るい髪色、金髪の中でも白に近い
トーン7以下であれば、髪色についての記載がなくても、お店側から注意されることはない場合がほとんどです。染色をすると、自分が思っている以上に明るく染まってしまい、トーン7を超えてしまう場合もあるので、専門的な知識がある美容室の方と相談しつつトーンに注意して髪を染めるようにしましょう。
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髪色自由であることが多いアルバイト8選
ここからは、髪色自由であることが多いアルバイト8選を紹介していきます。
フードデリバリー
フードデリバリーは、飲食や商品をお店からお客さまの元まで配達する仕事です。配達員という仕事になるため、お客さまとの接触機会はありますが、接客は行いません。そのため、髪色も特に指定がなく、髪色自由になっているものがほとんどです。ただし、飲食店の専属の配達員であれば、飲食店の髪色の規定に従わなければいけません。
アパレルショップ
アパレルショップは、洋服の販売をする仕事です。商品の案内からレジ打ちまでの接客を行います。接客業にはなりますが、ブランドイメージの範囲内で髪色が自由のお店が多くあります。アパレルショップのスタッフは、その人自身もブランドの広告塔として働くので、黒髪よりも染色して綺麗に見せていた方が好まれる場合もあるでしょう。
ただし、髪色が自由といっても清潔感のある色までで、ブランドイメージを損ねる派手髪は拒否されるお店がほとんどです。ご自身の働くお店のブランドイメージの範囲内で、染色を楽しむようにしておきましょう。
雑貨屋
雑貨屋での仕事は、さまざまな雑貨の販売を中心に、品出しやレジ打ちなどの接客全般を行います。取り扱う商品が雑貨ですので、カチッとしたフォーマルなイメージはなく、染色やブランドイメージ内の派手髪も許容されることもあります。染色や派手髪の許容範囲も、お店によって異なりますので、規定がある場合はその確認をしておくと安心ですし、お店の担当者とも相談しておくと安心です。
居酒屋
居酒屋での仕事は、大きくキッチンとホールに分かれます。どちらも染色が認められている職場が多く、居酒屋は夜の時間帯で営業しているため、フォーマルな髪色が求められない職場がほとんどです。接客のないキッチンスタッフに限らず、お客さまと対面するホールスタッフであっても染色は認められています。ただし、やはり飲食を扱うお店になりますので、清潔感が保たれる色までになります。そのため、明るすぎる色や派手髪の許可はでないお店がほとんどです。
在宅ワーク
在宅ワークにはさまざまな種類の仕事がありますが、基本的に対面で顧客とやり取りをする仕事ではありませんので、髪色は自由です。リモートでクライアントや顧客とのやり取りがある場合は、ビジネスを行う上でのマナーの範囲内の染色に抑えておくと、相手からも不信感を抱かれることはないでしょう。
こういった画面上での対面のやり取りがなく、メールやチャットなどのやり取りで済み、外見を見られることがなければ、どんな髪型や髪色にしていても問題ありません。
イベントスタッフ
イベントスタッフは、コンサートなどのイベント会場で、お客さまの案内やグッズなどの販売、会場の設営と撤収などをする仕事です。お客さまとの接客機会はありますが、フォーマルを求められる仕事ではないため、髪色は自由であることが多い仕事です。ただし、お客さまとの接客機会はあるので、明るすぎる染色や、派手髪ですと指摘を受けることもあるでしょう。
カフェ
カフェでの仕事では主に、ホールスタッフとしてお客さまの案内や料理の提供、レジ打ちなどの仕事があります。また、大型チェーンなどのカフェであれば、飲食を作ることもあります。カフェのアルバイトも、そのお店の雰囲気によりますが、カジュアルな店舗であれば、清潔感のある範囲で髪色は自由となっている店舗もあります。やはり飲食店ですので、派手な色の染色や、派手な髪型は敬遠されます。接客が伴う仕事になりますので、清潔感のある色合いや髪型に留めておくと安心です。
コールセンター
コールセンターでは、お客さまとのやり取りがありますが、電話での応対しかありませんので、対面での接客がありません。そのため、髪色が自由となっている職場が多くあります。お客さまと対面することがないので、髪色が完全に自由になっている職場も多く、過度な色合いやヘアスタイルでも容認される場合が多い傾向にあります。
髪色を隠しながら働く選択肢もある
最後に、髪色を隠しながら働くという選択肢について解説していきます。
ここまで解説してきたとおり、髪色自由という仕事はたくさんありますが、どうしても職種は限られてしまいます。
「どうしてもここで働きたい」という意志がある場合は、「髪型自由」の記載がなくても責任者の方と交渉・相談をしてみるのも1つの手です。例えば、以下の提案ができます。
- 髪を束ねてインナーカラーを隠す
- カラースプレーで色を隠す
- ウィッグを被る
- 帽子を被る
このように対処をすることで、明るい髪色が周りに分かることなく働くことができるでしょう。しかし、お店の勤務条件の違反をしながら、それを隠して働くということはおすすめできません。あくまで、働くときにお客さんに髪色がわからないようにするお店への提案であり、お店の人にバレないようにするための工夫であってはいけません。
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