本記事では、高校生に人気の「イベントスタッフ」の単発バイトについて、具体的な仕事内容や時給の相場、実際に働いてみて感じるメリット・デメリットを詳しく解説します。
「単発でガッツリ稼ぎたい」「音楽ライブやスポーツなど、刺激がある場所で働きたい」と考えている方は、自分に向いている現場選びの参考にしてください。
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イベントスタッフバイト(高校生)の基本情報

まずは「イベントスタッフのバイトって具体的に何をするの?」「高校生でも本当に働けるの?」という疑問を解消するため、基本的な情報から解説します。
主な仕事内容
イベントスタッフの単発バイトでは、主に以下のような業務を任されます。
- 会場の設営と撤去(テントの組み立てやパイプ椅子の配置など)
- 来場者の案内と誘導(チケットもぎり、最後尾のプラカード持ちなど)
- グッズ販売(レジ打ち、商品の手渡しなど)
大規模なイベントになるほど膨大な人手が必要になるため、高度な専門スキルを必要としない簡単な作業(案内や設営補助など)が中心となります。そのため、未経験の高校生でも広く募集されているのです。
勤務の形態
音楽ライブ、スポーツの試合、地域のフェスティバルなど、イベントの多くは土日祝日や夏休みなどの長期休暇に合わせて開催されます。そのため、1日〜数日だけ働く「単発・日雇い」の勤務形態がメインになります。
働き方としては、イベント専門の派遣会社に登録して仕事を紹介してもらうケースが多いですが、中には「高校生不可」の派遣会社もあるため、応募の際は「高校生歓迎」の求人を探す必要があります。
時給の相場
地域やイベントの規模にもよりますが、高校生がイベントスタッフとして働く場合の時給相場は1,100円〜1,300円程度です。最低賃金に近いこともありますが、1日通して(8時間など)働くことが多いため、1日でまとまった金額(日給8,000円〜10,000円以上)を稼ぎやすいのが特徴です。
また、交通費が全額支給されたり、昼食にお弁当(ロケ弁など)が無料で支給されたりする現場も多く、出費を抑えて効率よく稼げるメリットがあります。
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イベントスタッフの具体的な仕事内容と役割

イベント会場では、スタッフごとにさまざまなポジションが割り当てられます。それぞれの役割が具体的にどんな作業を行うのかを解説します。
会場の案内・誘導・チケット回収
来場者を指定の座席へ案内したり、入場ゲートでチケットをもぎったり、グッズ売り場の行列で「最後尾はこちらです」とプラカードを持ったりする仕事です。
イベントの顔として来場者と直接接するため、明るい挨拶や丁寧な言葉遣いが求められます。難しい作業はないため、高校生やバイト初心者が最も任されやすいポジションです。
グッズ販売・物販サポート
アーティストのライブやアニメのイベントなどで、Tシャツやタオルなどの公式グッズを販売するブースでの仕事です。
お客さんの注文を聞いて商品を揃えたり、レジで会計を行ったりします。グッズを求めて長蛇の列ができることも多く、スピーディーで正確な計算と対応が求められますが、活気のある雰囲気の中で楽しく働ける人気のポジションです。
会場の設営・撤去(力仕事)
イベントの前日や当日の朝にテントを組み立てたり、パイプ椅子を何百脚も並べたりする「設営」と、イベント終了後にそれらを片付ける「撤去」の仕事です。
重い機材や資材を運ぶため体力が必要で、スポーツ部などで体力に自信のある男子高校生が多く活躍しています。安全第一で、指示に従ってテキパキと動くことが求められます。
ミニゲームなどの運営作業
商業施設でのヒーローショーや、地域の夏祭りなどで行われる、輪投げやビンゴ大会、抽選会などの運営サポートを行う仕事です。
子供たちと接する機会が多く、風船や景品を渡したり、ゲームのルールを説明したりします。参加者に楽しんでもらうための「盛り上げ役」としての明るさが求められます。
軽作業や清掃など、イメージと違う業務があることも
「イベントスタッフ」という華やかな響きで応募したものの、当日のポジション配置によっては、ひたすら会場のゴミ拾いをしたり、バックヤードで段ボールを運び続けたりといった、地味で体力勝負の「裏方作業」に回されることも少なくありません。
華やかな現場を期待しすぎるとギャップに苦しむこともあるため、「どんなポジションでもイベントを支える大切な仕事」と割り切る心構えが必要です。
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イベントスタッフと他のアルバイトとの比較

イベントスタッフという働き方が自分に合っているかを見極めるため、高校生に人気の他のアルバイトと比較してみましょう。
他の単発バイト(軽作業・引越し)との比較
倉庫での仕分け作業や引っ越しの助手など、他の「単発バイト」と比較した場合の最大の違いは「現場の華やかさと熱気」です。
軽作業や引越しは黙々と体を動かす裏方仕事ですが、イベントスタッフは音楽や歓声が響く非日常的な空間で働くことができます。また、同世代の高校生や大学生のスタッフが大量に集まるため、新しい出会いや友達ができやすいのもイベントスタッフならではの特徴です。
固定バイト(コンビニ・ファミレス)との比較
コンビニやファミレスなど、同じ店舗で長期的に働く「固定バイト」との最大の違いは「シフトの自由度」です。
固定バイトは「毎週火曜と木曜の17時から」のようにスケジュールが固定されがちですが、イベントスタッフは「今週末の土日だけ」「夏休みの3日間だけ」などと、自分の都合に合わせてピンポイントで働くことができます。テスト期間や部活で忙しい高校生にとって、この柔軟性は非常に大きなメリットです。
高校生がイベントスタッフをするメリット・デメリット

実際にイベントスタッフとして働いてみて感じる、リアルなメリットとデメリット(きつい点)を3つずつ紹介します。
メリット:非日常のワクワク感があり、時間があっという間に過ぎる
普段は入れないスタジアムの裏側や、熱気あふれるライブ会場など、非日常的な空間で働けるのは大きな魅力です。適度な緊張感と刺激があり、次々と来場者の対応に追われるため、「単純作業のバイトよりも時間が経つのが圧倒的に早く感じる」という声が非常に多く聞かれます。
メリット:友達と一緒に応募しやすい
大量募集されるイベントスタッフの求人は、「友達同士での応募歓迎」としているケースが多いです。初めてのアルバイトで1人では不安な高校生にとって、仲の良い友達と一緒に現場に行けるのは非常に心強いポイントです。
メリット:お弁当が出るなど「ご褒美」がある
丸1日拘束される現場では、お昼休みや夕方の休憩時に「ロケ弁(スタッフ用のお弁当)」が無料で支給されることがよくあります。食費が浮くだけでなく、「今日はどんなお弁当かな」と現場メシを楽しむのもイベントスタッフの醍醐味の一つです。
デメリット:拘束時間が長く、立ちっぱなし
イベントスタッフの最大の試練は「体力的なきつさ」です。朝早くに集合し、イベントが終わって撤去作業が完了するまで、10時間以上拘束されることも珍しくありません。その間、休憩時間以外は基本的にずっと立ちっぱなし、歩きっぱなしになるため、足腰への疲労はかなりのものになります。
デメリット:天候に左右される(屋外イベント)
野外フェスやスポーツ大会など、屋外の現場の場合は天候の影響をダイレクトに受けます。炎天下での誘導作業で熱中症の危険があったり、大雨の中でカッパを着てずぶ濡れになりながら作業したりと、過酷な環境になることも覚悟しておく必要があります。
デメリット:コミュニケーションや連携力は求められる
単発バイトとはいえ、イベントを安全に成功させるためには、見ず知らずのスタッフ同士やリーダーと声を掛け合い、連携して動く必要があります。「分からないことはすぐに聞く」「大きな声で挨拶する」といった基本的なコミュニケーション能力がないと、現場で孤立してしまったり、思わぬトラブルを招いたりする原因になります。
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まとめ:自分のスタイルに合わせて「イベントバイト」に挑戦しよう
イベントスタッフは、長時間の立ち仕事や天候に左右されるといった体力的なきつさはあるものの、非日常のワクワク感を味わいながら、自分の都合に合わせて1日でガッツリ稼げる、高校生にとって非常に魅力的なアルバイトです。
「テストや部活の合間を縫って、休みの日に効率よく稼ぎたい」「友達と一緒に楽しく働きたい」という方は、ぜひ一度イベントスタッフの単発バイトに挑戦してみてください。ただし、人気が高いためすぐに求人が埋まってしまう可能性があります。自分に良いと思った求人が見つかったら、すぐに応募はしておいた方が良いでしょう。
もし「体力に自信がない」「シフトを決めて安定して毎月同じ額を稼ぎたい」と感じるなら、近所のコンビニや飲食店など、固定のアルバイトを探す方が合っているかもしれません。まずは求人サイト「ギガバイト」を活用して、自分の性格やライフスタイルにぴったりの働き方を見つけてみましょう。
この記事の監修者
川井 翔貴
採用コンサルタント
慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、株式会社ガロアに新卒入社。
大学生向けの協賛サービス「ガクセイ協賛」事業を経て、現在HR事業部のセールス責任者として、求人検索メディア「ギガバイト」を活用した採用集客支援を統括。
学生のお金の悩み、採用現場の実情の双方を深く理解する立場から、読者に正確でわかりやすい情報を届けるため、本記事の内容を監修しています。