タイミー「やめとけ」と言われる14の理由、トラブル・悪い評判・法律の違反性を解説

何もすることがないスキマ時間に、お金を稼ぎたいと考えたことはありませんか?

タイミーは、好きな時間に働くスキマバイトを、探すことができるサービスです。面接もなく、すぐに給料がもらえるため、ちょっと空いている時間に働きたい、急きょお金が必要、という方にはピッタリなアプリです。

良いこと尽くしに聞こえるタイミーですが、口コミ評判を調べていくと「良い口コミ」も「悪い口コミ」も見つかります。本記事ではタイミーの悪い口コミ(やめとけと言われる)の理由と実態調査をしたので解説します。

 

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タイミーについて簡単におさらい

タイミーについて簡単におさらい

タイミーは、スキマ時間で働きたいワーカーと、時間単位で働いてほしい事業者をマッチングさせるサービスです。

タイミーのアプリダウンロードから数分で登録が完了し、すぐに求人情報を探しはじめることができます。億劫な面接などはなく、アプリからサクッとアルバイト先を決めることができます。

元々、単発バイトという求人はありましたが、従来の単発バイトに比べると「丸一日の求人ばかりではなく数時間の求人もある」「都度、応募方法が変わるのではなく、1つのアプリで管理できる」「給料がすぐにアプリで支払われる」などのメリットがあります。

タイミーの詳しい説明やメリット・デメリットは「タイミーとは?本当の口コミ評判・メリット・デメリットを徹底解説」の記事を参考にしてください。

 

タイミーにはプラスの意見がある反面マイナスの意見もある

タイミーにはプラスの意見がある反面マイナスの意見もある

前述の通り、タイミーは単発バイトを効率的に見つけられるアルバイト求人サービスです。

しかし、どのようなサービスにもマイナスの意見はあります。タイミーの場合「やめとけ」「トラブル」「法律違反」「仕事がない」など意見が生まれているようです。

大きなサービスである以上、いろんな声が生まれることは当然です。圧倒的にポジティブな意見の方が多いことに変わりはないですが、利用したいと考えている人にとって、ネガティブな意見は大きく聞こえるものでしょう。

以下では、タイミーにまつわる「ネガティブな意見」をすべてピックアップして、徹底解説します。

 

タイミー「やめとけ」と言われる14の理由【利用者目線】

タイミー「やめとけ」と言われる14の理由【利用者目線】

当サイト編集部が調査した中で見つけたタイミーのネガティブな評判は14種類でした。以下で1つ1つ紹介します。

1.直前のキャンセルでペナルティが課せられる

タイミーでは申し込んだ仕事をキャンセルすると、アカウントにペナルティポイントが課せられます。キャンセルによるペナルティポイントのルールは以下の通りです。

タイミーのペナルティ制度の画像

ペナルティポイントがどう影響するかというと、累積したペナルティポイントに応じてサービス利用に制限が課せられます。1〜3ポイントはセーフ、4〜7ポイントは1週間に1件までしかバイトの申し込みできなくなる、8ポイントは2週間のサービス利用停止後、4ポイントからスタートとなります。

ポイントを減らす方法は、仕事をこなしレビューまで完了することです。これにより1ポイントずつ減っていきます。

病気になってしまったり、やむを得ない理由でお仕事をキャンセルせざるを得ない状況はあるでしょう。しかし、その場合も「事前連絡」さえすれば一発で利用停止になることはありません。その後もコツコツ働くことでポイントは元に戻ります。

短期間に数回キャンセルを繰り返し、8ポイント以上になってしまうのであれば、それは社会人としての管理不足と言えます。やむを得ない事情であったとしても、直前に仕事をキャンセルすることは、募集している会社が人員不足になり迷惑がかかります。雇用区分がアルバイトであったとしても責任を持たなければなりません。

当然ですが、「スキマバイト=やりたい放題」ではありません。タイミーのような単発バイトを取り扱う求人サービスはいくつかありますが、同様のシステムがあります。

2.体調不良など「やむを得ない理由」が配慮されない

前述した通り、48時間以内のキャンセルはペナルティが課せられます。それは「体調不良・風邪」や「勉学・テスト」などの理由でも同様です。

天災地変(地震、落雷、火災、風水害)
交通事故
感染症の罹患
2親等以内のご不幸
公共交通機関の遅延

上記のように自分ではどうすることもできない理由の場合は、後から申請することでポイントを修正してもらうことができますが、熱や風邪などの理由では個人の努力・管理不足ではないことを証明することができないため、訂正されることは難しいです。

こうしたスキマバイトのサービスを使うからには、より一層スケジュールや体調の管理が必要となります。

3.エリアによっては仕事がない・少ない

タイミーには求人数が少なく、仕事がないという印象があるようです。とくにレビューを見ているとローカル地域のユーザーからの声が多いようです。

編集部の見解では、昔の口コミ評判が残ってしまっているように感じます。

たしかに比率で見ると人口の多い関東の求人数も多いですが、現在では関東以外の地域の求人が人口比率でみた時に少ないということはありません。

タイミーは関東を拠点とする企業であるため、関東を中心にサービスを拡大し今に至っています。リリース(2018年8月)してからしばらくは、地域によっては求人が探せないほど少ないという状況があったかもしれませんが、2023年現在はどのエリアでも十分にお仕事を探すことができます。

4.人気の求人はスグ埋まってしまう

タイミーは2023年現在、500万人のユーザーが利用しています。そのため、人気の求人が埋まってしまうスピードは早いでしょう。

こればかりは、正直どうすることもできません。求人に限らず、世の中の基本的なルールとしてスポーツのチケットも、人気のスニーカーも、住みたい家も早いもの順であることが多いです。

たくさんアンテナを張っている人や、時間を掛けて1日に何度も求人をチェックしている人の方が人気の求人も見つけやすいですが、こればかりは運次第とも言えるでしょう。

タイミー内には求人情報がたくさんあるので、人気の求人が取れる取れないは別として、働きたいときに働ける状況は整っています。その上でより自分にあった条件の仕事を探したいのであれば何かしらのアクションが必要です。

ちなみに、タイミーには「お気にいり機能」があり、「お気にいりの店舗」と「お気にいりの仕事」を登録でき、それぞれ登録した内容にあった求人が掲載されると通知が届く機能があります。こちらを使うと効率的に求人探しができ、人気の求人に申し込みできる可能性も上がります。

5.時給・給料に満足できないことがある

編集部がWEBやSNSをリサーチしている中で、タイミーの時給は低いといったレビューが見つかりました。

給料とは、年齢・勤続、職能・職務、役割、業績・成果、責任など様々なものを考慮して決定されます。本質的には、需要(=求人)と供給(=応募)のバランスで、専門性が高くできる人は少なく、採用できる人が集まりにくい仕事は給料が高くなります。逆に、誰でもできる仕事で、採用できる人がたくさん集まる仕事の給料は低くなります。

単発バイト(特にスキマバイト)は仕事内容が簡単、責任が小さい、裁量が少ない、勤続の制限がないなど、労働者の条件優位が強いものです。代わりに、給与は低いという特性があります。一方で、急募の場合は、同じ内容でも給与が高く設定されることがあります。

給与と仕事内容だけを比較し感想を述べる人も多いですが、給与設計には様々な条件が含まれています。ただし、昨今は最低賃金も底上げされ(2023年10月以降は東京で時給1,113円以上)、タイミーで探すスキマバイトだから他のバイトに比べて給料が極端に時給が低いということはないでしょう。

全体の傾向は以上ですが、全く同じ仕事でも会社によってどれくらいの時給を出すかは異なります。ときには条件が良い求人に出会えることもあります。時間のある方は、こまめに求人情報をチェックして自分が納得できるお仕事を選んでみると良いでしょう。

6.交通費が少ない・ないケースがある

タイミーに掲載されているお仕事には交通費がないケースがあります。交通費(通勤手当)は当たり前な風潮がありますが、実は法的な義務はありません。バイトを募集する企業やお店の自由となるため、求人情報を事前に確認するようにしましょう。

タイミーでも同様に企業が自由に交通費を設定できます。「企業が設定している交通費の範囲で通えるお仕事を探す」であったり、「どうしても働きたいので◯◯円までは交通費が上回っても我慢する」など、何を譲歩するのかを自分の意思で決めてお仕事を探すとよいでしょう。

7.現場での教育・指示・指導が不十分であった

単発バイトの場合、基本的にはその日限りのアルバイトになります。仕事内容は簡単な業務を割り振られるため、時間をかけて次回を見据えた教育や指導することはあまり発生しません。

もちろん、必要なことが伝えられていなかった場合は、コミュニケーションを取って教えてもらいましょう。指示が不十分なのに叱られるなど、どうしても馬が合わない場合は次回以降応募しないのも1つの手です。
スキマバイトは、会社のためにバリューを出すというよりも、任されたことをきちんとこなすスタンスで臨むのが良さそうです。

8.働ける時間や日数に制限がある

タイミーには働ける時間や件数、金額に制限があります。

1日1件
週39時間未満
同企業1ヶ月78,000円未満
同企業1年(12月1日から当年11月30日)28万円未満

条件は上記の通りです。これは、労働基準法や税務などの処理をシンプルにするためのルールですが、スキマバイトという観点では十分だと感じます。

週5で同じ企業で働きたい要望がある人がタイミーを利用して不満を感じて、ネガティブイメージを発信しているのであれば、それはサービスの選び方の問題です。その働き方はスキマバイトではないので、他のアルバイトサイトを利用するべきでしょう。

また、タイミーでは長期アルバイトへの引き抜きも許可されています。タイミーを使って働いている職場でもっと働きたい人は、現場の担当者に相談してみるのもいいでしょう。

9.思うような評価がつかない可能性もある

タイミーには1つの仕事が終わるたびに、ワーカーと企業がお互いを評価し合うというシステムがあります。付いている評価をもとに、ワーカーは企業を選び先着順で仕事に申し込みできます。企業はマッチング後にワーカーの評価が確認でき、求人に記載した条件に合わない方からの申込は、一定期間内にキャンセルできる可能性があります。

口コミ評判を調査していると、一生懸命働き、ワーカーから企業側には良い評価をしたのに、企業からは思うような評価がつかないケースもあるようです。

基本的には真っ当な評価をする企業が多いため、上記のケースは極めて稀です。企業としても単発のワーカーであることは熟知しているため、常駐スタッフのように完璧な仕事をしてもらうことは求めていません。

自分が企業側に正しい評価を付けること(注意された腹いせなどをしない)を徹底していれば、トラブルが起こることは少ないでしょう。悪い評価を付けられてしまった場合は、まずは自分の勤務を見つめ直しましょう。納得できない場合も1つの評価に時間をかけるよりも、ガンガン仕事をこなして良い評価で塗り替えていく方が手っ取り早いです。

万が一、誹謗中傷など度が過ぎるレビューを書かれてしまった場合は、お問い合わせで運営に相談することも可能です。

10.確定申告の判断や作業を自分でしなければならない

単発バイトのように、複数の企業からの給与が発生する場合(なおかつ合計所得が103万円を超える場合)、自分で確定申告の判断や作業をしなくてはいけません。

所得が103万円以下でも源泉徴収された分の還付(払い過ぎた所得税を返金)を受けるために、タイミーの利用に関わらず、掛け持ちをしているのであれば確定申告したほうが良いでしょう。

確定申告に関しては、タイミーだから自分でしなければいけないわけではありません。職場で行う年末調整された経験がある方は勘違いされることもありますが、複数社で働いていても年末調整は1社しか対応できず自社に関する申告しかできません。残りの企業からの給与や収入は、自分自身で申告する必要があります。

11.企業側からキャンセルが発生するケースもある

タイミーでたくさんお仕事をしていると、企業側からキャンセルが発生するケースもあるでしょう。例えばイベント自体が中止になってしまった、などが例として挙げられます。

補填などもなく、キャンセルされた側からするとモヤモヤする気持ちもわかりますが、かなり珍しいケースではあり、中々遭遇することはないので、あまり気にする必要もないでしょう。

こういったケースもあるのかと念頭においておきましょう。

12.超体育会系など、職場環境が合わないケースがある

単発バイトを募集するお店や企業のほとんどは普通の職場環境ですが、まれに口調が厳しい上司がいるなど職場環境が悪いバイト先があるようです。

その日だけの仕事と割り切って気にしない人も多いですが、繊細な人にはつらいことでしょう。対策として事前にレビューを見て判断することは、ある程度可能です。また、合わない職場だとしても次回から選ばなければ良いだけです。

13.一緒に働くワーカーに変な人が多い?

複数人募集の求人の場合、一緒に働くワーカーによって働きやすさが左右するかもしれません。

一概には言えませんが、レビューを見ていると単発バイトをする人の中には、礼儀を欠く人や一般常識が通用しない人も中にはいるようです。面接を経てメンバーを集める通常のバイトよりも、単発バイトの方が変わった人に出会いやすいかもしれません。

誰が集まるのかは自分がコントロールできない範疇なので、1日耐えたら二度と会わないと気楽に接することが最大の対策でしょう。仕事に支障をきたすなど、耐えられないほどであれば現場の上司に相談しましょう。

14.サービスの仕組みに法律違反・違法性が懸念されている

こちらはすでに解決している問題です。違法性が不安で利用するか迷っているのであれば心配無用です。

タイミーでは、即日入金などの魅力的なシステムを導入するために、ワーカーへの賃金をタイミー社が立て替えて支払う仕組みを取っています。求人を掲載した企業としても個々に賃金を支払うよりもタイミーにのみ支払いをすることで事務の負担が軽減されます。

ワーカーや企業のことを考えた、便利な仕組みなのですが、この仕組みが労働基準法第24条の「賃金直接払いの原則」に抵触するのではという懸念の声を挙げる人もいました。

しかし、タイミーが実際に厚生労働省に照会を行った結果、適法であるという回答が得られたことを公開しているため、労働基準法に抵触していないことを示しています。

 

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まとめ:タイミーやめとけの声は一部であり、優良サービスだった

以上、タイミーはやめとけと言われる14の理由を解説しました。

不満の声の多くは「珍しいイレギュラーに遭遇した人」や「社会の仕組みを把握しきれていない人」「昔の意見をそのまま信じてしまっている人」のものであることがわかりました。

とくに「ペナルティが嫌だ」など、責任感と雇用主に対する思いやりに欠ける人の意見が多いように感じました。「単発で、責任がなく、誰にでもできて、給料が高く、自己都合で直前キャンセルできる」なんて仕事は正直ありません。

風邪でのキャンセルもペナルティになってしまう、理不尽な評価付けで働けなくなる、などサービスが改善されてもっと便利になってほしい点も見つかりましたが、「タイミーを使うのはやめとけ」と言えるほどの理由にはならないでしょう。

タイミーは便利で、安心安全なサービスであることは間違いないので、スキマ時間を活用して仕事をしたいのであれば、ぜひ活用してみてください。

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