アルバイトをしていると、勤務先から連勤をお願いされることもあります。繁忙期になると、気がつけば連勤が続いていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、その連勤が違法に当たる可能性もあります。
本記事では、アルバイトの連勤について詳しく解説していきます。法律上では何日まで連続して働いて良いのか、アルバイト連勤の乗り越え方などを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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アルバイトの連勤に関する法律上のルール

アルバイトスタッフの連勤には、法律上のルールがあります。どれだけでも連勤をしてよいわけではありませんので、法律の範囲内で連勤をすることが大切です。ここからは、アルバイトスタッフの連勤に関する法律上のルールを解説していきます。
最低でも週1回は休日としなければならない
法律上では、アルバイトスタッフは「最低でも週1回は休日としなければならない」と定められています。
週に1回は休めると考えると、最大でも6連勤しかできないと思いがちですが、週始めの日曜日に休みがあり、翌週の土曜日が休みだった場合、1週目に6連勤+2週目も6連勤できるので、法律の範囲内では最大で12連勤が可能になります。
例え法律上で可能だったとしても、12連勤したいというアルバイトスタッフの方はほとんどいらっしゃらないはずです。ですが、労働基準法ではこのように定められています。
4週間の間に休日が4日以上があれば週1回の休日は適用されない
「最低でも週1回は休日としなければならない」というルールを解説しましたが、4週間の間に休日が4日以上あれば、週1回の休日は適用されないという風に、法律では定められています。
この法律では、極端にいうと24連勤が可能になってしまいます。1週目から3週目までは7連勤を毎週こなしていき、4週目の最後に4連休を取れば、法律上はクリアできます。4週間は合計で28日になるので、最後の4日間を休むと仮定すると、残りの24日は働いても構わないということになるのです。
こちらも労働基準法はクリアしているとはいえ、やりたいと思うアルバイトスタッフの方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
週40時間以上働く場合は割増賃金となる
これまで解説したとおり、過度な連勤は法律上では許されています。しかしながら、労働基準法には「法定労働時間である週40時間以上働く場合は、時間外労働として割増賃金(1.25倍以上)となる」というルールがありますので、雇用する側も出来るだけ連勤を避けたい意向ではあります。
週に40時間というと、1日あたり8時間働けば、5日間で達成する労働時間になります。そうなると、残りの2日の16時間分は割増の賃金で働くことになります。また、時間外労働は原則月に45時間までと決まっています。2週目(32時間)までは1日8時間の連勤が可能ですが、3週目以降は48時間と規定をオーバーしてしまうので、連勤はできても8時間働くことはできません。
臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、「年720時間以内」「月100時間未満、2〜6か月平均80時間以内」のルールを守らなければいけません。
会社側としてもかなり人件費がかかってくるので、この人件費の面や、アルバイトスタッフのモチベーション維持の面で、連勤になることを避ける会社がほとんどです。
法律的には、24連勤できてしまいますが、多くの会社では、連勤を減らしてモチベーション管理ができるように、余裕を持ったシフト体制で繁忙期に望めるように対策を講じています。
連勤のメリット・デメリット

アルバイトの連勤には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
解説したとおり、アルバイトスタッフが連勤をすること自体は法律上可能です。ですが、連勤ができるからといって無理は禁物です。連勤をすることのメリットとデメリットをきちんと把握して、連勤をするかどうかの判断ができるようにしておきましょう。
連勤のメリット
アルバイト先で連勤をするということには、以下のようなメリットがあります。連勤はただ単にきついだけではなく、自分にとってもちゃんとメリットがありますので、しっかりと把握しておきましょう。
- たくさんお金を稼ぐことができる
- 仕事を一気に覚えることができる
- 会社やお店に貢献することができる
アルバイトは時給制で働く職場がほとんどですので、連勤をすることで、たくさんお金を稼ぐことができます。特に、労働時間が週40時間を超えると、割り増し賃金で働けるようになるので、同じ仕事をしても、いつも以上に給料をもらえることができます。
連勤をすると、労働時間が長くなるため、仕事を一気に覚えることができるでしょう。閑散期では、アルバイトで働いた日から数日休みが続くこともよくあります。そうなると、一度教わった仕事も忘れてしまい、仕事を覚えるのにも時間がかかります。その点、連勤をしていると毎日働くので、仕事を覚えるペースも早くなります。
連勤はスタッフへの負担も大きいですし、連勤が続いて週に40時間以上働けば、賃金も割増になるので、会社としても連勤は避けたいというのが本当のところです。しかしながら、そうなったとしても、連勤が避けられないということは、それほどお店が賑わっていて、人手が足りていないという状況になるからでしょう。こういった状況下で連勤をするということは、会社やお店に大きく貢献することにつながります。
連勤のデメリット
アルバイト先で連勤が続くことは、メリットだけでなく、デメリットも存在します。しっかりとデメリットも理解した上で、連勤を引き受けるようにしましょう。
- 仕事のモチベーションが下がる
- 身体的な疲労が溜まる
- 精神的な疲労が溜まる
- プライベートの時間が少なくなる
- 睡眠の時間が少なくなる
いくらアルバイトが好きな方でも、連勤が続くと、仕事へのモチベーションが下がっていくでしょう。アルバイトスタッフの仕事は、ルーティンワークの繰り返しになることが多いので、毎日働いていると、どうしても飽きてしまうことがあるでしょう。
連勤が続くと、身体的な疲労が溜まります。特に立ち仕事のアルバイトであれば、疲れが抜けきらないまま翌日も働くことになると、疲労が蓄積されていき、無理をしながら働くことになってしまいます。また、身体的な疲労だけでなく、精神的な疲労も溜まっていきます。
アルバイトとはいえ、プレッシャーを感じながら働くことになるので、常に緊張感がある中で過ごすことになります。上手くリフレッシュすることができればよいのですが、連勤するということはつまり、プライベートの時間が少なくなっているので、そういったタイミングもなかなかありません。
プライベートの時間が減ってしまうと、ゆっくり身体を休めることもできませんし、友人と食事に行ったり、遊びに行ったりというリフレッシュする時間が減ってしまうので、心身ともに緊張感があるまま、毎日を過ごすことになります。
連勤が続き、プライベートの時間が削られると、どうしても睡眠の時間も少なくなってしまいます。働く時間が長くなると、リフレッシュする時間も求めるので、必然的に睡眠時間が削られていきます。そうすることで、溜まった疲労も抜けきれず、疲れた身体のまま翌日も働くことになります。
連勤をすることは、金銭的にも稼げますし、職場への貢献度もあがるというメリットもある一方で、連勤が続きすぎると、心身ともに疲弊していく悪循環が生まれてしまいます。連勤をするにしても、生活と仕事のバランスがとても大事になっていきます。
連勤ルールを超えるシフトをお願いされた場合の対処方法

アルバイト先で、連勤ルールを超えるシフトをお願いされることもあるかも知れません。
もしも、過度な連勤をお願いされ、それが上述した法律上のルールも超えていた場合、まずは責任者にシフト調整を相談しましょう。きちんと相談しても、責任者が対応してくれなかった場合は、労働基準監督署に相談をすることもできます。専門機関に相談することで、労働基準法に基づいた対応をしてくれるはずです。
連勤を乗り切るための方法

アルバイトの連勤を乗り切るためには、身体的に元気で働けるようにすることと、自分の中でモチベーションをあげることがポイントになってきます。
特に、アルバイトをはじめたばかりの頃は、身体も慣れていないので、この連勤がとてもきつく感じるはずです。一方でアルバイトに慣れている方は、身体は慣れているけど、モチベーションがあがらないということがあるでしょう。ここからは、アルバイトの連勤を乗り切るための方法を紹介していきます。
リフレッシュ・疲労を回復する
アルバイトの連勤を乗り切るためには、時間がない中でも、リフレッシュや疲労を回復することが大切です。例えば、以下のような方法でリフレッシュしたり、身体を休めるとよいでしょう。
- 睡眠
- 入浴
- 食事
- 趣味
連勤中にアルバイト先で工夫するよりも、プライベートの時間にしっかりと休息することが大切です。連勤が続いているからこそ、しっかりと睡眠をとって、ゆっくりと入浴をするだけでも、疲れの取れ方は違います。いつも以上に休ませることを意識して、自宅で過ごしましょう。
また、普段の食事も友人と食事に行ってみるとリフレッシュできますし、自宅で食べる際も少し豪華にしてみたり、好きなものを食べてみたりと、ご褒美のようにいつもと違った食事のとり方をしてみるのもリフレッシュにつながります。
趣味の時間も連勤が続いているからこそ、気持ちをリフレッシュするには効果的です。時間が限られているので、すべてを毎日するのは難しいかも知れません。趣味を楽しむ日、友人と食事に行く日など生活の中でリフレッシュするタイミングを設けるとよいでしょう。そして、疲れが溜まってきたら、しっかり入浴して睡眠を取ることによってリフレッシュして、疲労も回復しながら連勤を続けていけるのではないでしょうか。
勤務中の工夫を行う
アルバイトの連勤が続いていると、勤務中にも工夫を行うことで、気持ちを切り替えながら働くことができます。勤務中にできる工夫には、以下のようなものがあります。
- メリハリを付けて適度に休む
- 出勤メンバーと協力する
- 休憩をしっかり取る
勤務時間中も、ずっと忙しいわけではなく、暇な時間とピークタイムのように忙しい波が交互にあります。この忙しさの波に合わせて、メリハリを付けて適度に休みながら働くことで、その日の仕事も乗り越えていけるでしょう。勤務時間中、ずっと100%の力で働き続けると、途中で疲れてしまう可能性があります。適度に休みながら働くことが連勤をこなしていくポイントです。
仕事中も出勤メンバーと協力して働くことで、連勤の疲れも軽減されます。仲の良い同僚がいれば、一緒に楽しく働けるので、アルバイトの仕事に対するストレスも軽減されるでしょう。
そして、仕事中にしっかりと休憩を取ることも大切です。せっかくの休息時間ですので、リフレッシュすることに集中して、残りの仕事に備えましょう。このように、仕事中にもしっかりメリハリをつけて、リフレッシュしながら働くことが、連勤を乗り越えるポイントです。
目標を設定する
アルバイトの連勤をこなしていくために、目標を設定してモチベーションを維持しながら働くこともおすすめです。目標設定には以下のようなことがあるでしょう。
- 買いたいもの
- 行きたい場所
- 貯めたい金額
アルバイトを連勤すると、その分お金が貯まるので、そのお金を何に使うか考えてみると、仕事への意欲が高まるはずです。
お金を貯めて買いたいものを考えたり、普段行けないような旅行の計画を立てたりすると、仕事へのモチベーションもグッと上がるはずです。また、そういった欲求があまりない方は、しっかり貯めて貯金をするというモチベーションにしてもよいかも知れません。貯めたい目標金額を決めて、それに向かって頑張るという意欲でも、連勤を乗り越えるためのモチベーションにはなるはずです。
以上、アルバイトの連勤について解説しました。これからアルバイトをはじめる方は、求人情報サイト「ギガバイト」をご利用ください。
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