正社員のシフト制の仕事について!固定性との違い

「シフト制」と聞くと、アルバイトやパートの働き方をイメージする方も多いと思いますが、シフト制を導入している会社で働く正社員の方も多くいらっしゃいます。

本記事では、正社員のシフト制の仕事について詳しく解説していきます。実際のシフトの仕組みや、シフト制を採用していることが多い職種についても触れていきます。固定制との比較もしていますので、ぜひ参考にしてください。

 

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シフト制と固定性

シフト制と固定性

正社員として働く場合でも、会社によってはシフト制を取り入れている場合があります。ここでは、シフト制と固定性の違いを解説していきます。

まず固定制は、会社ごとの就業規則によって、勤務日や勤務時間をあらかじめ定めています。会社員として働く方のイメージとして強い「平日の月曜から金曜までの5日間で、毎日8時間労働」は、固定制の代表例と言えるでしょう。

一方でシフト制は、出勤日や出社している時間帯が週によって変わっていく働き方のことをいいます。社員が、勤務日・勤務時間・出勤日などの希望を提出し、それに応じて会社やお店が問題なく運営できるように、従業員のシフト時間が組まれていきます。

正社員の場合はどっちが多いの?

正社員の出勤形態を、「シフト制」と「固定性」のどちらを導入してあるかは、その会社の職種によって大きく左右されます。

そのため、会社やお店にもよりますが、一般的には「固定性」を採用している企業がほとんどです。シフト制を採用していることが多い職種については、下記にて解説しています。

アルバイトのシフト制との違い

アルバイトスタッフの場合は、シフト制で働くことが多いですが、アルバイトのシフト制では、勤務時間や出勤日を自由に選ぶことができます。アルバイト先の繁忙日であっても、自分の予定があれば、職場に希望を出して休むこともできますし、仕事以外の予定を優先させ、ワークライフバランスを調整しながら働けるということもできます。こういった自由度の高さが、アルバイトスタッフのシフト制のメリットになるでしょう。

一方で正社員のシフト制の場合は、1日あたりの勤務時間が決まっていますし、週あたりの出勤日数や、月の労働時間などにも指定があるため、シフト制であったとしても、完全に自分の思うように選択できるわけではありません。

そのため、仕事とプライベートを両立させ、ワークライフバランスを調整しながら働きたいという方にとっては、「アルバイトのシフト制」の方が向いていると言えるでしょう。

もちろん、正社員の方が仕事への拘束時間が長い分、会社への貢献度や業務への責任も伴うため、給与や待遇面でも優遇されます。その点でみると、アルバイトスタッフは、給与や待遇面では正社員に劣ることになります。

しかしながら、日常生活でみると仕事とプライベートを両立させながら働きたいという思考がある方は、アルバイトスタッフとして働く方が、自分の望むワークライフバランスを実現しやすいはずです。

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フレックス制との違い

会社によっては、勤務時間のフレックス制を導入している場合もあります。

フレックス制では、従業員それぞれが働きたい時間に働くことができますが、一般的なフレックス制を採用している会社では、コアタイムが6時間ほど設定されています。コアタイムは、出社していなければならない時間帯のことになり、コアタイムの前後であれば、自分の好きな時間に出退勤することができます。

出勤時間が決まっていないという点が、固定制との違いで、コアタイムさえ守っていれば出退勤の時間を選ぶことができ、シフト希望の提出などがないところが、シフト制との違いです。

 

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正社員でシフト制を取っていることが多い職種

正社員でシフト制を取っていることが多い職種

ここからは、正社員でシフト制を採用していることが多い職種を紹介していきます。前提として、「1日あたり8時間以上の営業をしている職場」などが、シフト制を導入しています。

そのため、会社やお店の営業時間中に、従業員に空きがでないようにするために、シフトを組んで従業員を出勤させているということになります。正社員であっても、シフト制を採用していることが多い職種は、以下のとおりです。

  • 工場
  • 病院
  • 宿泊施設
  • 飲食店
  • 販売店
  • サービス業

このように営業時間が8時間を大きく超える事業所に関しては、シフト制を導入しています。長時間稼働している工場は、生産体制を止めないように、シフト制で従業員を入れ替えていたり、病院は緊急時にも受け入れ態勢を整えるために、シフト制で医療従事者を配置しています。

ランチタイムからディナータイムまで営業する飲食店なども、営業時間が長くなるため、正社員もシフト制を導入していますし、販売店やサービス業なども、営業時間が8時間を超える店舗がほとんどですので、ピークタイムに従業員が増えるように調整してシフトを組んでいます。

日中の時間にシフトの人数を増やすことで、混雑対応ができますし、交代で休憩を取ることもできます。このように、営業時間が長い会社やお店ですと、正社員であってもシフト制を採用し、上手くシフトを組むことで、従業員の働きやすさも確保しながら、長い営業時間を上手に運営しています。

 

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シフト制で働くメリット・デメリット

シフト制で働くメリット・デメリット

正社員であってもシフト制を採用している会社は多くありますが、シフト制で働くにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

メリット

正社員で働くとなると、勤務時間や休日は固定されている会社がほとんどですが、シフト制で働くことができる職場を選ぶことで、さまざまなメリットがあります。

まずは、自分の希望に合った休日を取れるということです。平日にも休みが取れるので、土日の混雑を避けてレジャー施設やショッピングなどを楽しむことができますし、役所や病院など、平日にしか空いていない施設を気軽に利用することもできるでしょう。

次に、出勤時間をコントロールできることもメリットになるでしょう。シフトの枠組みが決まっていれば、その中から希望の時間に出社することも可能です。

固定制の職場では、多くの人は朝の通勤ラッシュ時に出勤することになりますが、通勤ラッシュが終わった昼前後の時間帯に通勤することができます。出社が遅い分、帰宅時間も遅くなりますが、帰りも帰宅ラッシュを避けた時間帯で帰れるので、通勤にかかるストレスが軽減されるはずです。

デメリット

次に、正社員としてシフト制で働く場合のデメリットを紹介します。

シフト制で働くことによって、平日休みが取れるというメリットがありますが、この休みの希望も、同僚のシフトとの兼ね合いや、会社やお店の繁忙日によっては休みが取れない可能性があります。そのため、固定制で土日休みが確定している職場と比べると、休日の予定が立てにくくなります。

土日の固定休みが決まっていないと、シフトが決まるまでは休日が決まらないこともあるので、先々の予定が立てにくいということも、シフト制のデメリットといえるでしょう。

数か月先の休みが分からないと、長期休暇の予定も立てれないので、旅行や帰省などの計画が直前まで立てれないということもあります。
また、毎日出勤時間が異なり、生活リズムができなければ、体調管理をする難しさもあります。夜勤のシフトであれば、生活リズムが一気に変わるので、どうしても睡眠や食事に影響がでてきます。不規則に働く中でも、しっかりと睡眠時間を確保し、体調管理をしっかりと行いながら働いていく必要があるでしょう。

以上、正社員のシフト制について解説しました。シフト制の正社員について知ったうえで、アルバイト・派遣・業務委託など別の働き方のほうが魅力的であると感じた方は、求人情報サイト「ギガバイト」をご利用ください。

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