本記事では「品出し」のアルバイトについて紹介しています。本記事を読むことで以下のポイントを知ることができます。
- 仕事内容
- 良いところ、楽しいと感じるポイント
- 悪いところ、きついと感じるポイント
- 待遇、条件、シフト
- 向いている人
品出しのお仕事に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
Ranking
- まいばすけっとの求人
→関東のみ。小規模店舗で動きやすい
- コープの求人
→バイトも福利厚生が充実している
- オーケーの求人
→一都三県で深夜の高時給募集もあり
品出しのアルバイトの具体的な仕事内容
品出しは比較的簡単な業務ではありますが、ただ商品を陳列していくだけではなく、いくつかの作業があります。ここでは、品出しの具体的な仕事内容について、ひとつずつ紹介していきます。
在庫確認
在庫確認は、商品の売上個数と在庫の個数を確認して、陳列状況を把握していきます。そして、ストックから商品をピックアップしていきます。
陳列
商品を棚に陳列していきます。ここでは、ストックの在庫からピックアップした商品を陳列していく流れになります。
前だし・整理
商品棚は、お客さまが商品を取っていくので、定期的に整理をする必要があります。それが、前だし・整理の仕事です。定期的に商品を前に詰めていき、そのほかの棚の陳列も乱れているところがあれば整理していきます。陳列棚は、その見た目によって消費者の購買欲が変わってきます。
荒れている棚の商品からは、欲しいものも買いたいという気持ちが薄れてしまいますし、綺麗に整頓されて見た目の良い陳列であれば、商品が良く見えるため、すぐに必要ないものでもついつい買ってしまうということもあります。品出しの仕事は、お客さまの購買欲につながるような綺麗な陳列を心がけることも大切です。
賞味期限の確認・品引き
賞味期限の確認と品引きでは、商品の賞味期限のチェックを行います。また、売れない商品に関しては、店頭から下げていきます。
割引のシール貼り
賞味期限が近づいた商品や、作ってから時間の経過した弁当や惣菜などには、割引のシールを貼っていきます。売れ残れば廃棄することになるため、定価よりも割引して無駄なく販売していくためです。こういった仕事がフードロスを減らすことにもつながっています。
POP作成
商品のPOPを作成するのも、品出しの仕事のひとつです。魅力的なPOPを用意することによって、消費者の購買欲も高まります。配色やキャッチコピーなどを考えてPOPを作成することで、売上を左右するものになるでしょう。
売り場の作成・レイアウト
売り場の作成やレイアウトを考えながら、商品を陳列していくことも、品出しの仕事の魅力のひとつです。上述したとおり、売り場の陳列を魅力的なものにすることによって、消費者の購買欲も変わってきます。例えば、新商品を店内のメインの動線上に大々的に飾ることによって、大きな売上につながることもあります。
どうすれば商品が売れるのか、そういったことを考えながら魅力的な売り場を作り、消費者の手に取ってもらえるような店内のレイアウトを考える仕事は、品出しの仕事のやりがいにもつながっていきます。これは、マーチャンダイジング(MD)の仕事の1つです。
発注
商品の在庫確認をする仕事に加えて、商品の発注も品出し担当が行います。ストックの在庫切れがないように、商品すべての在庫状況と、倉庫の空容量を把握しながら的確に発注を行います。発注の仕事に関しては、責任の重い仕事にもなるので、職場によっては、正社員が担当していることもあります。
近くの求人を今すぐcheck
品出しバイトの勤務条件・募集内容
ここからは、品出しのアルバイトの勤務条件や募集内容について詳しく解説していきます。品出しバイトの具体的な仕事内容が分かったことで、仕事のイメージができたと思いますが、実際にどんな職場で、どれくらいの給与をもらいながら働くのかを解説していきます。
品出しを募集しているバイト先の種類
品出しスタッフを募集しているアルバイト先の種類は、以下のような職種の店舗があります。
- スーパー
- コンビニ
- ドラッグストア
- ホームセンター
基本的に、店頭に商品を陳列するような店舗型の販売店であれば、品出しの業務があります。この中でも、「品出し」という専任のスタッフを作っているのは大型店のスーパーなどです。大型店舗となると、取り扱っている商品が多すぎるため、専任の品出しスタッフを配置して、陳列している商品の管理を徹底しています。大型店であれば来客数も多いため、専任の品出しスタッフがいなければ、商品の陳列が間に合わないといった事情もあります。
一方でコンビニなど、店内のスペースが小規模で、商品数も膨大な量ではない店舗であれば、品出し専任のスタッフを配置せず、レジ打ちなどの業務と兼任しながら、空き時間に品出しの仕事をするといったスタイルで営業を行っています。
自分に合った品出しのアルバイトの探し方
時給やシフト条件といった通常のアルバイトの比較ポイントに加えて、何を取り扱うのか(運ぶのか)を知っておく必要があります。
取り扱う品物によっては、重たいもので負担が大きいケースもあります。大きな商品の品出しもあれば、ケース売りをしているお店の場合は1つ1つの商品は小さな物でも重たくなるケースがあります。逆にコンビニのような店舗が小さい小売店だと、重たいものを扱うケースが少なくなります。
品出しバイトのメリット・デメリット
ここからは、品出しバイトのメリットとデメリットについて解説していきます。働く前にメリットだけでなく、デメリットも理解しておくことで、働きはじめてからの仕事のイメージとのギャップも少なく済むはずです。
品出しバイトのメリット
品出しバイトのメリットは、以下のとおりです。
- 覚えることが少ない
- 接客があまり発生しない
- 身体を動かせる
覚えなければいけない仕事が少ないということは、仕事をはじめやすい、仕事に慣れやすいという観点から、メリットに感じる方が多いはずです。アルバイトの仕事ですので、複雑な仕事を覚えていくとなると大変ですが、上述した仕事内容からもわかるように、品出しバイトでは、やる仕事はいたってシンプルです。そのため、すぐに仕事に慣れることができるでしょう。
品出しがメインの仕事の場合、接客があまり発生しないということもメリットになるでしょう。基本的には売り場で働いているサービス業ではありますが、接客の機会がほとんどありません。あったとしても、商品の場所についての質問を受ける程度で、レジ打ちのようにひっきりなしに接客が続くということはありません。そのため、接客が苦手だ、人と関わるのに自信がないといった方にもおすすめのアルバイトになるでしょう。
品出しの仕事は、店内を動き回り、陳列や在庫確認をすることがメインの仕事になるため、身体を動かしながら働くことができます。かといって、肉体労働になるような激しい動きはありませんし、反対にデスクワークのように座りっぱなしというわけでもありません。適度に身体を動かしながら働くことができる仕事になります。
品出しバイトのデメリット
品出しバイトのデメリットは、以下のとおりです。
- 単純作業に飽きてしまう
- 体力を必要となる
- 検便が面倒…
メリットであげたように、仕事内容はとてもシンプルなので、すぐに仕事にも慣れるはずです。しかし、すぐに仕事に慣れるというメリットがある一方で、単純作業に飽きてしまうというデメリットも考えられます。基本的には、商品の陳列や在庫確認などの管理を行っているため、こういった単純作業が毎日続くと、人によってはどうしても飽きてしまうことがあります。売上を上昇させるマーチャンダイジングの仕事だという目的意識を持って働くと、変わってくるかもしれません。
適度に身体を動かしながら働けるというメリットをお伝えしましたが、立ち仕事がつらいという方にとっては、体力が必要になる仕事になるかも知れません。また、食品も取り扱う仕事になるため、定期的な検便が必要になる職種でもあります。人によっては、この検便が面倒だと感じる方もいるようです。
近くの求人を今すぐcheck
品出しのアルバイトの時給・シフト・待遇
項目 | 内容 |
時給 | 1,150円〜1,250円
時給は「一般的」な例です。品出しの仕事は専門的な知識やスキルを持っていなくてもはじめることができるというメリットの反面、時給が良いということはあまりないでしょう。 |
営業時間
深夜手当 |
品出しが業務に含まれるお店は様々あるため、一概には言えませんがスーパーやドラッグストアの場合は10時〜22時が営業時間となることが一般的です。アパレル、雑貨店の場合はやや閉店時間が早く19時ごろとなります。コンビニの場合は24時間営業で深夜にガッツリ稼ぐことも可能です。 |
シフト | ・午前〜昼
・午後〜夕方 ・夕方〜閉店 このように、1日を通して3つのシフト帯に分けて人員を配置しているお店が多い傾向にあります。勤務時間に関しては、日中働けるパートスタッフや、夕方以降に働ける学生のアルバイトスタッフ向けに、短い時間帯のシフトや、少ない日数から働けるように募集しているお店が多くあります。 |
身だしなみ | 身だしなみのルールもお店によって大きく異なります。ただし、接客がメインの仕事ではないので、やや明るめのブラウンなど、カラーはOKとしているお店が多くあります。 |
注目すべき待遇 | 品出しの担当であっても、そのお店の従業員割引の対象となります。 |
※東京都の参考データ
上記は、東京都内の品出しバイトの求人情報をもとに、平均的なデータを調査してみました。会社によって条件や待遇は大きく異なるので、あくまで一例です。
品出しバイトの募集対象
品出しアルバイトの募集対象は、特別スキルや資格などを必要としない業務内容になるため、「未経験歓迎」といった条件で広く募集されています。また、高校生も応募可能なお店もたくさんあります。そのため、はじめてアルバイトをする方でも安心してはじめることができますし、未経験者を募っているため、働きはじめてからもフォロー体制が整っている職場が多くあります。
品出しのバイトはどんな人に向いているの?
品出しのアルバイトは、以下の特徴を有する方におすすめです。
向いている人の特徴【属性】
属性 | 内容 |
高校生・大学生 | 特別スキルや資格などを必要としない業務内容になるため、「未経験歓迎」といった条件で広く募集されています。また、学生も応募可能なお店もたくさんあります。 |
女性・男性 | お店の特徴にもよりますが、スーパーの品出しやアパレルのストッカーの場合、パートタイムとして女性(主婦)の方が多く活躍されています。ただし、募集条件として区切られていることはなく、男性の方が応募することも可能です。 |
主婦・主夫 | 上述の通りです。 |
50代・60代 | 年齢的な条件はありません。仕事内容は単純で覚えることは少ないため、退職後のアルバイトとしても応募のハードルが低いです。 |
外国人・留学生 | 活躍されている方も多いです。品出し専任のスタッフであれば、接客も少ないため、語学力が堪能でない方でも気軽に応募することができるでしょう。 |
属性情報としての向いている向いていないは上記の表の通りです。
向いている人の特徴【性格タイプ・得意不得意】
品出しのアルバイトが向いている方には、以下のような特徴があります。
- コツコツと作業をこなせる人
- 立ち仕事が好きな人
- 接客が苦手な人
品出しの仕事は、単純作業の繰り返しになるため、コツコツと作業をこなせる方にはおすすめの仕事になるでしょう。また、品出しの仕事は基本的に動き回っているので、暇にしたり、退屈になったりということは少ないため、立ち仕事が好きな方にもおすすめの仕事になります。その他にも、品出し専任の職場では、上述したように接客機会がほとんどありません。そのため、接客が苦手な方にとっても、安心して働ける仕事になるでしょう。
各スーパーの特徴
スーパーマーケットにはさまざまなチェーン店がありますが、それぞれどういった特徴があるのでしょうか。
店名 | 特徴 | 求人リンク |
---|---|---|
OKストア | スタッフ数が多く採用されやすい&シフトを入れやすい | 求人を探す |
まいばすけっと | 小型の店舗!オールマイティに業務をこなす | 求人を探す |
サミット | 進化し続けるがコンセプト、アルバイトも積極的に意見を出せる | 求人を探す |
成城石井 | 高級路線スーパーで客層も落ち着いている | 求人を探す |
業務スーパー | 生鮮商品の取り扱いが少なめ!業務内容は限られる | |
イオン | 社販制度あり!系列店も多く色んなシーンで割引が使える | 求人を探す |
ライフ | 完全分業制!仕事は覚えやすい | 求人を探す |
マックスバリュ | 24時間営業している店もあるので、深夜手当で稼ぎやすい | 求人を探す |
コストコ | とにかく時給が良い!ただし、郊外店が多い | |
ヤオコー | 埼玉や千葉などの地域密着型店舗が多い | 求人を探す |
カルディ | 小型店舗。輸入食品のトレンドに詳しくなる | |
※スーパーのアルバイトに関する詳細記事はこちらを |
エリアの違いや取り扱っている商品の違いはあっても、レジや品出しを中心にスーパーの業務内容には店舗によって大きな違いはありません。一方で、制度や条件、福利厚生などは各店舗で特徴がありますので、是非チェックしてみてください。
以上、品出しのアルバイトについて解説しました。品出しのアルバイトで働きたいという方は、求人情報サイト「ギガバイト」をご利用ください。
ギガバイトでは、全国さまざまなエリアのアルバイト求人を取り扱っており、大型店のスーパーやコンビニ、ホームセンターなどでの「品出し」の求人も多数取り揃えています。はじめての方でも、安心して働ける求人を多数ご用意しておりますので、求人情報をお探しの際にはぜひギガバイトをご利用ください。