アルバイトをはじめようとする時に履歴書の記入は基本的には必須になりますが、その内容の中でも特に、志望動機は悩むことが多い記入欄になると思います。本記事では、これからアルバイトを始める方が、履歴書の志望動機欄をスムーズに記入していけるよう、よくある志望動機を紹介し、詳しく解説していきます。
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志望動機は何のために必要なの?
志望動機は、採用担当者が「この仕事を長く続けてくれるか」、「この仕事に合っている人材なのか」「どのような仕事をしたいのか」を判断するための情報として扱われます。このように、アルバイトの採用担当者も職場によりマッチした人材を求めています。また、採用後はどのように職場で活躍してくれるかを志望動機からイメージします。
このため、志望動機では自分を採用するメリットを考え、それが伝わるような文章を書くことを意識しましょう。
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よくある志望動機の種類
就職活動と比べると、軽い気持ちでアルバイトをはじめようとする方も多く、明確な動機を持ち合わせていないと思うかも知れません。また、アルバイトをはじめて行う方には、何を書いたらいいか分からないと悩んでしまう項目でもあります。
上手く自分の考えがまとまらない場合は、以下に記載されている例から、自分の気持ちに近いものを参考にしてみてください。
稼ぎたいから
就職活動では金銭面を理由にした志望動機はやや不適切ですが、アルバイトであれば経済的な理由も十分な志望動機となるでしょう。
「稼ぎたい」と考える人は、採用するお店側からすると「たくさんシフトに入ってくれる人」「すぐに仕事を辞めずに続けてくれる人」という見え方をします。シフトに貢献してくれる人や長く働いてくれそうな人材は、採用者から見て大変魅力的です。
ただし「稼ぎたい」とだけ伝えるのでは、動機として足りません。何のためにお金が必要であるのかを説明し「エピソード」として話すことでより説得力が増すでしょう。例えば以下の理由が挙げられます。
- 学費
- 生活費
- 貯金
- 趣味
自宅から近いから
職場が自宅から近いという、一見不明確に見える志望動機ですが、伝え方さえ気をつければしっかりとした理由になります。
まず、働きやすく、長く続けられる仕事を探していたという背景を伝えます。そこから、自分にとって働きやすい環境の条件として「通勤時間の短さ」が大きいということを伝えます。このように、自宅から近いから働きやすい、だから長く続けられるはずだということをアピールすることで志望動機として成立します。
長く働きたいと考えるアルバイトは、採用するお店側としても印象が良く、採用に繋がりやすいです。
その他にも、自宅が近いことから急なシフトにも対応できる、ということも伝えると良いかも知れません。お店に貢献できることなどを付け加えるととても好印象につながります。
仕事に興味がある・好きだから
どんな仕事でも、やる気には波があります。上司は、やる気が低下してしまったアルバイトに、いかに前向きに働いてもらうかということに苦労します。
この仕事に興味がある・好きだということは、モチベーションを高く維持することができ、これが長く働き続けられる理由になることをアピールすると、採用担当者の好印象につながっていくはずです。
その店舗、ブランドが好きだから
入社を希望するお店を利用したことがあったり、取り扱う商品が好きだということもアピールにつながります。
その商品やスタッフに魅力を感じている、憧れているということを説明し、自分もその一員として一緒に働きたいとつなげることで、立派な志望動機になります。
シフト条件が合うため
シフト条件が合うというのは、アルバイトをする上でとても重要です。アルバイトは、学生であれば学業の傍ら、主婦・主夫の方であれば家事や育児をしながら行うもので、生活の主軸ではありません。
このことから、自分のライフスタイルとマッチしていて、働きやすさを感じることをアピールすることで、十分な志望動機となるでしょう。上述しているように、採用担当者も無理なく長く働いてくれる人材を求めているからです。
さらに、シフト条件が土日だけ、平日だけ、深夜早朝、短期バイトだけなどピンポイントな求人募集である場合は、採用担当者が欲している人材であることをアピールできます。
スキルや経験を活かしたい
これまでに自分が培ってきたスキルをアピールしましょう。例えば、以前レジ打ちのバイトをしたことがあるので、その経験を活かしたいという志望動機です。これは、即戦力になれることをアピールできます。
アルバイトの経験がない方は、部活で身体を鍛えていたので、肉体労働には自信があることであったり、学力を活かして家庭教師のバイトを目指したりと、これまでに培ってきたスキルはさまざまな形でアルバイトに活かすことができます。自分の持つスキルを今一度考えてみても良いかも知れません。
将来のため・スキルアップのため
自分の将来のことを考えていること、スキルを磨きたいということは、仕事に対してのモチベーションが非常に高く、採用担当者にとっても好印象につながる志望動機です。
例えば、将来的に希望の会社に入って活躍したいと考えている。そのためには、接客業におけるコミュニケーションスキルが必要で、社内外のさまざまな人と円滑にコミュニケーションが取れるようなスキルを身につけたい、という志望動機です。
一般的な理由かも知れませんが、アルバイトであっても働くことの明確な目的になります。このように伝えることで、採用担当者は、長く続けてくれそうだと思ってくれますし、非常にモチベーションが高いと受け取ってくれるはずです。
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志望動機の例文
これまでに紹介してきた「働きたいと思う理由」と「職種」をかけ合わせて、具体的な志望動機を完成させます。以下では、3種類の具体的な志望動機を紹介します。
コンビニの志望動機
1つめは、コンビニの志望動機です。
この志望動機には、3つの志望理由があります。まずは、自宅から近いこと。そして、店舗やブランドが好きだということ。最後に、コンビニで働きたいということです。このように、働きたい理由を複合させると理由に厚みを持たせることができます。
飲食店(カフェ・居酒屋・レストラン)の志望動機
2つめは、飲食店の志望動機です。
貴店を志望した理由は、これまでに培ってきた料理のスキルを活かしたいからです。私は、料理のスキルに自信があり、日頃から家族の中で夕食作りを担当しています。この経験を活かしながら、貴店に貢献したいと考えており応募させて頂きました。
この志望動機には、スキルや経験を活かしたいということと、飲食店で働きたいという理由が入っています。
アパレルショップの志望動機
3つめは、アパレルショップの志望動機について紹介します。
この志望動機には、仕事に興味がある・好きだからという理由と、アパレル業界で働きたいという理由が含まれています。
以上、パート・アルバイトの履歴書における、採用されやすい志望動機の書き方について解説しました。これからアルバイトを探したいとお考えの方は、ぜひアルバイト求人情報サイト「ギガバイト」をご利用ください。
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