パートで働く方の中には、さまざまな理由から仕事を辞めたいと考えている方もいるでしょう。しかし、本格的に退職を進めようとしたとき、退職理由をどのように伝えようか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では、パートを辞めたい理由と、その上手な辞め方について詳しく解説していきます。
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主婦がパートを辞めたいと感じる理由
まずはじめに、主婦の方がパートを辞めたいと感じる理由について、ひとつずつ解説していきます。
人間関係のトラブル
まず1つめは、人間関係のトラブルです。トラブルの理由としては、以下のようなものがあげられます。
- パワハラやモラハラがある
- いじめがある
- 陰口が多い
- 派閥がある、お局(おつぼね)がいる
職場の人間関係のトラブルはストレスもかかりますし、パートを続けていくには難しい状況になります。パワハラやモラハラがあれば、仕事を続けていくのは辛いですし、いじめがあるような職場では働き続けたいとは思えません。また、陰口が多いような職場も雰囲気が悪く、楽しく働ける環境ではなくなります。その他にも、煩わしい派閥があったり、ベテランスタッフでお局(おつぼね)のような存在がいるのも、十分な退職理由になります。
勤務条件・待遇への不満
2つめは、勤務条件・待遇への不満です。不満の理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 時給が上がらない
- 休みが取れない
- シフトに入れない(シフトが合わない)
まずは、金銭的な問題で時給が上がらないということです。継続して働き、スキルを上げても時給をあげてもらわなければ、より時給の良いバイトに変えることを考えてしまいます。また、人手不足や繁忙期が原因で休みが取れないということもあるでしょう。主婦の方であれば、育児の合間に働いているということもあるため、子どもの急病で休みが欲しい時などの対応が取れないと、退職を考えてしまいます。
その他にも、シフトに入れない、シフトが合わないという退職理由もあります。せっかくパートをはじめたのに、上手くシフトが合わなかったり、シフトに入れてもらえないということも、職場によってはあるでしょう。世帯所得を増やすためにパートをはじめたのに、効率的に稼げないと、今のパート先を辞めてより稼げるパートを見つけたいと考えてしまいます。
仕事内容に関する不満
3つめは、仕事内容に関する不満です。不満の理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 聞いていた仕事内容と違う
- 残業が多い
- ノルマが多い
- 仕事に慣れてしまった(飽きてしまった)
- 仕事の難易度が高く自分にはこなせない
このように、入社前とのギャップで退職を考えることもあります。もともと聞いていた仕事内容とは違うことまでやらないといけなかったり、思ったよりも残業が多く帰りにくかったり、仕事のノルマが多いということもあるでしょう。
また、仕事を継続していると仕事に慣れてしまい、仕事に飽きてしまったということもあります。その他にも、仕事の難易度があまりにも高いと続けられないと考えるようになってしまいます。
転職を考えたため
4つめは、転職を考えたためです。転職の理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 正社員として働ける仕事がしたい
アルバイトでの転職ではなく、正社員を目指した転職になります。子育てが落ち着いてきたことや、仕事の時間を確保できることになったことなど、その理由はさまざまですが、アルバイトから正社員の転職を希望して、退職を考えるということもあるでしょう。
家庭の事情
最後の5つめは、家庭の事情です。理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 妊娠や出産、育児
- 夫の転勤
- 家族の時間を大切にしたい
- 親の介護
- 病気、体調不良
家庭の事情もさまざまで、妊娠や出産、育児を理由としたものから、夫の転勤で県外に出ることになるなど、物理的に働けなくなる場合もあります。また、パートをしているとどうしても家を不在にすることになるため、家族の時間を大切にしたいということもあるでしょう。
その他にも、親の介護が必要になり、パートをする余裕がなくなることや、病気や体調不良で働けなくなるという退職理由もあります。こういった家庭の事情も、パートで働く方にとっての退職理由になります。
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パートを辞めるべきかの判断軸
次に、パートを辞めるべきかの判断をする際に、その判断の軸となるものをひとつずつ紹介していきます。
体調やストレス
どんな仕事でもそうですが、体調不良やストレスを抱えたままでは働き続けることはできません。まずは、自分自身の身体が第一優先です。体調不良が続いたり、精神的につらいなどの体調の変化があれば、これは退職の決め手になるでしょう。時間が経っても改善されないのであれば、パートはやめるべきだと言えます。
時間が解決してくれる問題ではないか
「仕事ができない」「コミュニティに上手く馴染めない」などの理由から、退職や転職を考えているのであれば、もしかするとそれは時間が解決してくれるかもしれません。
パートをはじめてすぐは、仕事に慣れない、職場の環境に慣れないがなど、「失敗」や「怒られること」を恐れて、前向きに働くことができなくなってしまうこともあります。
しかし、パートを続けていくことで、成長スピードに差はあれど、仕事は着実に覚えていくことができます。仕事ができないという不安が払拭されるでしょう。
また、パートを続けていくことで、職場のメンバーとの距離もだんだんと縮まるでしょう。少しずつでもいいのでコミュニケーションを取り続けていれば、自分の居場所ができてくるはずです。成果が自信につながれば、なおさらコミュニティ内での立ち位置は良くなります。
1日2日の判断で向いていない、馴染めないとするのではなく、もう少し頑張れば状況がいい方向に向かうのではないかと、考えてみることも大切です。
家計の収入的に問題がないか
体調不良や精神的にきついといった問題があれば、無理をして働き続ける必要はありませんが、もし家計の収入が現実的に厳しいという状況であれば、給料の良い次の仕事が見つかるまで頑張ってみるのも1つの手です。
絶対に無理をしてはいけませんが、収入がアップする仕事を増やし一時的に同時並行でやりつつ、退職の判断をするという方法もあります。
上司に相談して解決できないか
上述してきた退職理由の中には、シフトの問題や人間関係の問題など、職場の上司に相談することで解決できる問題もあるはずです。自分だけで判断して退職を決意してしまうと、上司としても残念な思いをするかも知れません。
パートも企業にとっては必要な人材で、必要だと思われて入社をしています。その職場の中で、退職を決めかねている問題であれば、きっと上司も相談に乗ってくれますし、問題を解決してくれることもあるでしょう。
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パートを円満に辞めるために心がけること
最後は、パートを円満に辞めるために心がけることについて解説します。「立つ鳥跡を濁さず」を意識しましょう。
退職の意思は早めに伝える
まず、退職の意思は早めに伝えましょう。企業やお店にとって、いきなりパートを辞められるということが一番の痛手です。すぐにでも辞めたいと言われても、欠員の補填もできず、シフト的にも迷惑がかかります。
円満な退職を目指すのであれば、退職の意思は1ヶ月前を目安に伝えておきましょう。これは企業やお店によって基準が異なりますので、職場にとって迷惑がかからない範囲で、退職の意思を早めに伝えることが、円満な退職につながります。
退職理由に愚痴や不満を交えない
次は、退職理由に愚痴や不満を交えないということです。退職を希望した経緯の中には、上司も納得しやすい退職理由もあれば、職場への愚痴や不満などもあるはずです。
しかし、退職を伝える場においては、愚痴や不満を交えることはおすすめできません。退職できるからもうどうでもいいと、あまりにも正直に意見を伝えてしまうと、その場で言い合いになってしまうなど、気持ちよく退職することはできないでしょう。
当たり障りのない「一般的な退職理由」を上手に使って、スマートに退職することも大切です。よくある退職理由について知りたい方は、「バイトを辞める理由10選!円満に辞めるための伝え方」の記事を参考にしてください。
引き継ぎはしっかり行う
最後は、引き継ぎはしっかり行うということです。
パートを辞めることによって、その仕事を周囲の同僚が行っていくことになります。キャリアが長い方であれば、自分の担当業務や自分しか知らない仕事などもあるかも知れません。
退職をしても職場が問題なく運営できるように、しっかりと引き継ぎをしておくことが、円満な退職につながります。
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