数あるアルバイト求人の中でも「オープニングスタッフ」は魅力的な条件です。本記事では、オープニングスタッフとして採用されやすい志望動機について、詳しく解説していきます。
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オープニングスタッフとして採用されることは難しい?
オープニングスタッフとして採用されることは難しいのでしょうか。結論から言うと、オープニングスタッフは採用されやすいです。ただし誰でも無条件に採用されるというわけではありません。
オープニングスタッフの採用枠
まずはじめに、オープニングスタッフの採用枠についてです。
オープニングスタッフの採用枠は、営業中の店舗の求人に比べ断然多くの枠が用意されています。その理由としては、店舗にまだ従業員がいないため、大量に募集して人員を確保しなければいけないからです。
オープニングスタッフの採用基準
次は、オープニングスタッフの採用基準についてです。
オープニングスタッフの採用基準は営業中の店舗の採用と比べ厳しく設定されています。理由としては、すでに営業中の店舗であれば、職場環境が整っており、教育係や先輩スタッフもいるので、新人のアルバイトスタッフも落ち着いて育成することができます。また、採用時もゆっくりと研修できることを見越して採用するので、比較的ハードルも低くなりやすいです。
しかし、オープニングスタッフの採用は、時間がなかったりノウハウが構築されていなかったりするため、オープニングスタッフの経験がある方や、吸収が早く自分で成長していける人などの「即戦力」が選ばれやすくなっています。ゆっくり育てるというより、自分自身で考えて成長していけるような人材がオープニングスタッフでは求められます。
(参考記事)オープニングスタッフの採用率と面接に落ちてしまう原因
採用する側のニーズは上記のようになっているため、ニーズに適したポイントを押さえた志望動機で、アピールしていかなければなりません。
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オープニングスタッフに適した志望動機
次に、オープニングスタッフに適した志望動機について解説します。採用担当者にしっかりとアピールできる志望動機を、ポイントごとに具体例を交えながら紹介していきます。
お店づくりに貢献したい
「お店づくりに貢献したい」という志望動機は、採用担当者にモチベーションが高く新規店舗の立ち上げに貢献してくれる、と思われるので有効です。以下が、例文です。
以上が、新規店舗の立ち上げに貢献したいという志望動機です。自分の経験やスキルをもって、新規店舗のお店づくりに貢献ができると説明しているので、採用担当者にとっても説得力のある志望動機です。
オープニングスタッフ経験があり戦力になれる
オープニングスタッフの経験があり、それを活かしたいという志望動機は、即戦力を必要としている採用担当者にとってとても有効です。以下が、例文です。
以上が、オープニングスタッフ経験があり戦力になれるという志望動機です。オープニングスタッフの募集において、採用担当者が最も欲している人材になるでしょう。採用担当者に強くアピールできる志望動機です。
オープニングスタッフとしての適性がある
自分自身の特性が向いているという志望動機です。何事にもチャレンジできる性格で、このチャレンジ精神はオープニングスタッフとして活かせる・貢献できるのではないかと考えた、という志望動機は、採用担当者に前向きに取り組んでくれそうだ、戦力になりそうだ、と思われるので有効です。以下が、例文です。
以上が、オープニングスタッフとしての適性があるという志望動機です。経験をアピールできるのが一番ですが、経験がない場合でもこのように性格的に向いていることをアピールし、その中に過去の自分の体験談を織り交ぜることで、採用担当者にとっても説得力のある、アピールできる志望動機になるはずです。
ブランドが好きだから
新規店舗のブランドを日頃から愛用しているという志望動機は、店舗への愛着もあることから採用担当者にモチベーションが高く、前向きに働いてくれそうだ、と思われるので有効です。以下が、例文です。
『私は貴店のブランドがとても好きで、日頃より愛用しています。この度、私が働けるエリアに新規店舗をオープンすると伺い、ここで働いてみたいと強く思ったことから志望させていただきました。私は特に、ブランドのデザインが好きで、使用感も高いことから貴店の商品を愛用しています。また、貴店の系列店に伺った際に、スタッフの方の感じがとても良く、私もいつかこのブランドの商品をお客さまにおすすめしたいという憧れを持っていました。オープニングに携わり、より良いお店づくりに貢献したいと考え、応募いたしました。』
以上が、ブランドが好きだからという志望動機です。オープニングスタッフは、店の営業が軌道に乗るまでは困難なシーンも多いため、ブランド愛が強いというのは、仕事への情熱を感じることができます。採用担当者にとってもアピールにつながる志望動機になるでしょう。
高時給であることに魅力を感じた
オープニングスタッフは時給が高い場合が多く、高時給であるからという志望動機も上手く伝えることで、シフトへの貢献度が高そうだという好印象につながります。単純にお金のために稼ぎたいと伝えるだけでは、志望動機としては弱いですが、順序良く熱量をもって理由を説明することで強いアピールにつながります。以下が、例文です。
稼ぎたい理由を明確に述べ、オープニングスタッフが忙しいことは承知のうえで、目的があるからこそ努力ができるという説明をします。さらに、稼ぎたいからこそ、たくさんシフトに入ることができ、お店にも貢献できると伝えることで、採用担当者にアピールすることができるでしょう。
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オープニングスタッフにはあまり適さない志望動機
最後に、オープニングスタッフにはあまり適さない志望動機について解説していきます。
- 自宅から近いから
- シフト条件が合う
- 社会経験としてアルバイトをしてみたい
- よく利用している
通常の求人であれば、どれも真っ当な志望動機ではありますが、オープニングスタッフの志望動機としては、物足りなさを感じる理由です。
オープニングスタッフで求められている人材は、新規店舗の立ち上げに貢献できるモチベーションの高い人材で、経験値も高い即戦力のスタッフが求められています。
そのため、自宅が近いという通いやすさや、シフト条件が合うという自分自身の働きやすさでは弱さを感じてしまいます。また、社会経験として気軽にアルバイトをしてみたいという理由もオープニングスタッフにはあまり向きません。フランクに働いてみたいのであれば、営業中のアルバイトで働いた方が、新人スタッフを受け入れる体制が整っているので、自分自身も働きやすいはずです。
同じように、よく利用しているというのも、オープニングスタッフの求人向けではないでしょう。あくまでも、すでに営業している店舗への求人向けの志望動機です。
もちろん、言い方次第ではオープニングスタッフを募集している採用担当者に響く志望動機になるかも知れません。しかしながら、オープニングスタッフの志望動機としてはインパクトが弱かったり、そもそも当てはまらない理由と言えます。
志望動機のテンプレートからそのまま使うのではなくしっかり自分に当てはまる理由を考える必要がありますし、オープニングスタッフとして採用担当者に求められるような志望動機を伝えましょう。
オープニングスタッフの募集に対する効果的な志望動機を知って、オープニングスタッフの仕事が気になる方は、オープニングスタッフの仕事について詳しく解説した、「オープニングスタッフのメリット!人気の理由を徹底解説」記事を是非ご覧ください。
また、オープニングスタッフを募集しているお店を探したい方は、情報求人サイト「ギガバイト」をぜひご利用ください。
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